「ファミマで活躍する自律型ロボット」

人材育成ブログ

2006年頃から「シンギュラリティ」という言葉がマスコミに登場する
ようになりました。AI(人工知能)が人間の能力を超える分岐点のことを
指すこの言葉は15年経った今,現実味を帯びてきました。
 ファミリーマートの陳列棚の缶ジュースやペットボトルの補充を自律型の
陳列ロボットが店員に代わって行う画像が話題を呼んでいます。
 このロボットはAI(人工知能)を搭載し4台のカメラを設置したアーム
(腕)で商品を識別し,陳列棚の裏に敷かれたレール上を移動し,少なくな
った商品の補充を行うことができるといいます。
 まさに判断能力を備えているという意味で「自律型ロボット」といえるの
ではないでしょうか。
このロボットのおかげで店員の仕事は大幅に軽減されるといいます。店員
は陳列棚の裏に商品を置くだけでよくなり,1日2~3時間分の業務の削減
につながるそうです。
 少子高齢化の影響で人手不足感が高まる中,高齢者や女性が働く環境を改善
するのに役立つ事例といえます。
他方,近年のデジタル技術の発展で自動車メーカーが研究開発を進めている
自動運転システムは,ドライバーの運転中のあらゆる行動を予測して自動化に
より起きるリスクを回避するプログラムを備えているといいます。
 この2つの事例のようにAIが人間の能力を超える近未来は現実になりつつ
あるように思えますが,今の段階ではすべて人間が考えたプログラムでロボット
の行動を操作しているに過ぎません。
 むしろAIが人間を支配することを恐れるよりも場当たり的な行動が失敗を
もたらすことに気づき,自分の行動の結果を考えてから行動するという仮説思
考を持つことが重要であると思います。
 読者の皆様は,「計画を立ててから実行する」とか「よく考えてから行動する」
というフレーズは何度も耳にしたことがあると思いますが,それができているか
というと,そうでないことの方が多いのではないでしょうか。
 それこそ「できることからやる」ではなく,「やるべきことからやる」習慣を
身につけたいものです。

株式会社comodo
特別顧問 永島清敬

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