評価者の陥りやすい落とし穴「期末効果」

人事制度

 評価期間の最終盤,つまり人事評価を実施する直前に発生した部下の失敗や
成果を下に評価を行う管理職は少なくありません。評価結果は,毎年4月に
過去1年分の評価結果を給与改定(昇給)に反映し,上期賞与の評価期間は
前年10月1日~当年3月31日,下期賞与は4月1日~9月30日の6か
月間の評価期間について評価を行うのが一般的です。
このように人事評価は評価対象期間における部下の成果と行動を評価する
ものです。
しかし,仕事上の失敗や成果についてきちんと記録に残す習慣のない上司
は,評価期間の最終盤における部下の成果や行動だけに着目して評価を行う
傾向があります。期末のミスを下にD評価をつければ,部下にとって期中に
行った成果は評価されなかったと感じ,評価に不信感を持つことになります。
管理職は日頃から部下を観察し事実を記録しておくことが勘に頼らない評
価を行うポイントといえます。

株式会社comodo
特別顧問 永島清敬

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