評価者の陥りやすい落とし穴「逆算」

人事制度

 実際の評価結果とは関係なく,部下の評価を先入観だけで行うことをい
います。
 4人いる部下の評価は「鈴木君がAで佐藤君はB島田君はCで横田君が
Dというように評価期間や成果とは関係なく初めから決めている評価者が
います。
 つまり,「彼はまじめな性格でいつも仕事を最後までやってくれている
から」などと固定観念で評価を行ってしまいます。
 このような評価者は仕事の成果という事実に目を背け,自分の価値観だ
けで部下を評価する傾向があります。具体的には,人事評価表の評価項目
に添って評価を行ったところ,最終評語が意図していた評語(鈴木君の評
価は「A」)と違った結果になった場合,個別評価項目の評価を調整して
最終評語がAになるように調整することを指します。
 このように自分の価値観だけで行う評価を続けていると部下からの信頼
を失うだけでなく,やがて会社から「管理職失格」のレッテルを押される
ことになります。

株式会社comodo
特別顧問 永島清敬

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