人事制度の問題20 人事制度改革で解決します

人事制度

問題・課題解決の手順(人事制度)

会社の将来像を考えず,場当たり的な人事制度改革を行っても失敗する
ことは火を見るより明らかです。論理的整合性のない仕組みは社員の納得
を得られないからです。
 人事制度改革は改革のポリシーを明確に掲げ全社員を巻き込んだムーブ
メントにする必要があります。つまり,「なぜ人事制度改革を行うのか?」
という基本的な動機づけがなければ実施する意味がありません。
 他方,現在企業の総務人事部門が抱える問題は10や20程度あり,その
どれもが重要なテーマになっています。
したがって,先ず行うべきことは現状の問題や課題を列挙し,論点整理を
行い,優先順位と期日を決めて実行することなのです。
現在総務人事部門が共通して問題として持っているテーマは次の諸点です。

①同一労働同一賃金ルールに対応できていない
②キャリアパスの仕組みがない
③優秀な人材がよく退職する(離職率が高い)
④総額人件費管理を行いたい
⑤元気がない社員が多い
⑥昇給評価や賞与評価を相対評価から絶対評価にしたい
⑦公平で公正な評価ができていない
⑧テレワーク中のコミュニケーションがうまくいかない
⑨定昇制度を見直したい
⑩女性の管理職比率を上げたい
⑪評価と給与の関係が曖昧だ
⑫昇給・昇格の仕組みが知りたい
⑬職場のパワハラがなくならない
⑭仕事と給与のミスマッチがある
⑮評価に時間がかかる
⑯長時間労働を是正したい
⑰メンタル不全社員対策
⑱目標設定を公正にしたい
⑲コンプライアンス違反を何とかしたい
⑳M&A後の人事制度を統合したい
 これらの課題は1つひとつが別々のテーマのように見えるかもしれませ
んが,これらのほとんどが人事制度改革で解決できます。これらの課題を
人事制度の構成要件である等級制度,評価制度,給与制度に分類し,各制
度のどこを改善または修正すれば社員が納得する仕組みになるのかを整理
すればよいのです。
 問題の共通項を抽出し概念化したうえで個別具体的な解決策に落とし込
むことで約6ヶ月間で人事制度を再構築することができます。
 問題を発見し定義化すれば,後は解決するだけだからです。
よくいわれる物事の「成功」の反対は「失敗」ではなく,「何もしないこ
と」なのです。これらの問題解決に悩んでいる企業の総務人事部門の管理
職は,問題解決のために即実行することが重要です。

株式会社comodo
特別顧問 永島清敬

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