目標管理 登りたい山、目に見えてますか

人材育成ブログ

「なぜ、山にのぼるのか。そこに、山があるからだ」イギリスの伝説的登山家、ジョージ・マロリーが口にしたという、余りにも有名な言葉です。

次はどんな山に登ろうか。計画を立てるのも面白いですよね。過去に制覇した山、現在の実力、自分が好きな山登りのスタイル。ワイワイメンバーと打ち合わせするのも楽しいものです。話しながら山登りのイメージはどんどん具現化していきます。頭の中に具現化されたイメージがあるとその山を登りたいという気持が高まり、ワクワクしてきます。

でもこれ仕事に置き換えるとどうでしょうか。イメージを具現化できているでしょうか。そして頭に浮かんだ山は「頂上まで登りきりたい」そう思える内容になっているでしょうか。山登りのように仕事のビジョンも、メンバーと具現化すべき理由について書きたいと思います。

「えっ?!どんな山を登るのですか」上記の絵のようにいまいちイメージがつきづらい山だと、計画段階から不安と怖れの気持が湧いてきます。ワクワクではなく、ゾワゾワ。後ろ向きな気持ちは人のパフォーマンスを大きく下げてしまいます。そのため、仕事の計画を発表するときは以下の点を注意すると効果的です。
必要なポイントを5つにまとめました。


①なぜその仕事をするのか。
その仕事をすることでお金の対価以外に何が得れるのか。このシステムを開発したら売上が◯◯になる。と言うよりも、このシステムを開発したら、病院での待ち時間が減って、ウイルスによる院内感染を減らせる。と言った方が意義深く「やってやろう」という気持になります。
仕事でなくとも町内のお祭りでもそうです。「焼き鳥の屋台でもやりますかね」「ああいいですね」とまあ最初に出た意見に反対する人はあまりいません。ですが、町内の子ども神輿が予算の兼ね合いで今後継続が難しい。できるだけ祭りの屋台で利益をだす必要がある。そのように「なぜ」をきちんと伝えると焼き鳥よりも利益率の高い「粉もの」で勝負すべきではと意見は活発化します。「なぜ」を皆に共有し話し合うと仕事ぶりは変容します。

②いつまでにどこまでやるの
極限までがんばろう。全力を出し切ろう。この声がけガソリンタンクから穴が空いているのかというくらい、無駄にエネルギーを消費してしまうものです。上記の絵のように人はGOALが見えていて、その道程を共に働く皆で確かめあっているからこそ、次の一歩を元気よく踏み出せるのです。でなければ、この道で合っているのか、残りの体力では登りきれないのではないかと不安になるものです。WBSを拝見すると企業様によって本当に様々です。工程に対する納得感があると、他の人の頑張りにも応えようと自分の役割をまっとうしだします。

③人員配置
山登りのイメージがわくと適正な人員配置が見えてきます。山登りは3,000mの山より2,000mの山の方が逆に険しいこともあり、高さだけでは難易度は図れません。SNSの知識が必須、ウェブマーケティングの経験が必須など求められる要件が変われば、プロジェクトメンバーを社歴だけでアサインしてはいけません。適正な人員配置をするためには仕事の中身をしっかりと書き出しましょう。

④リソース探し
【情報】仕事をこなす上で必要な情報や知識は足りているか。知識が足りなければ、調べたり勉強しなければなりません。時間がなければ社内ばかりでなく外部に依頼することも必要です。
【人材】手助けになる人を探すことも大事です。5人でぎりぎり2週間かかる業務量であれば、思わぬハプニングがあれば、プロジェクトは期限切れになります。思わぬハプニングに対応できるための人手は事前に確保しましょう。
【資金】広告費、システム、マーケティング費用など、仕事をする上で必要な資金は後から申請するのは難しいものです。事前にコスト計算をして必要ならば資金調達しなければなりません。

⑤連絡手段
slack、LINE、メール、WEB会議、電話などコミュニケーション手段は様々です。全てを使うと、どこに連絡があったか忘れてしまいそれを探すだけでも多大な時間がかかります。探す時間とストレスを軽減するため社内の連絡手段は統一することをおすすめいたします。間違っても◯◯部長はLINE派、◯◯課長はslack派だといちいち連絡手段を変えていては肝心な仕事が進まなくなります。

【まとめ】
仕事を山登りに例えましたが、いかがでしたでしょうか。事前準備ができていれば心構えが大きく変わります。この仕事は成功するに違いない。突発的なハプニングが起きても乗り越えられる準備がある。こう思えることが大切です。全員が「やれる」と確認したチームは仕事が始める前からエネルギーレベルが違います。

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