ビジョンは期限が必要 ではどのくらいがベストなのか

 ビジョンの期限は3~5年後をイメージすることをお勧めします。
ビジョンは明確な将来像を示すことが必要です。つまりどのようになりたいか。3年未満では目先のことにとらわれやすくなります。5年以上になると遠すぎて、現実のものとして考えるのが難しい。

 ドラえもんのひみつ道具をビジョンに入れると違和感を理解しやすいと思います。
「どこでもドアのように移動を便利にさせる」
「通り抜けフープのようにクライアントの障害を瞬時に排除する」
このようなビジョンを掲げたとき、一見面白そうですし、胸が躍ります。

ですが、冷静に考えたら現実味がありません。
そのビジョンはいったい、いつ叶うのか。叶う前に倒産してしまうのではないか。
日々仕事をしながら、倒産の心配が頭を離れません。
崇高なビジョンは心を踊らされますが、実現可能と思えなければ、頭ではわかっていても一歩が踏み出せないということになります。達成できそうだという確信が、日々の生産性に影響します。

では達成が簡単で1年ほどで達成できそうなもの。もしくは既に実現しているものをビジョンに設定すべきでない理由はなんでしょうか。
「糸なし糸電話のように、遠く離れた人との会話を実現させる」
これは既に、携帯電話が発売された段階で実現しているため、現代では人々を鼓舞することはできません。世の中に携帯電話を発表する3~5年前の開発チームに伝えるビジョンとしては適しています。
「アンケーターのように個人の情報を手軽に測定できる世の中にする」
アンケーターは、髪の毛などの体の一部をセットすると、その人物に関する情報を教えてくれる秘密道具です。これも現在では、遺伝子キットで実現できます。自宅で唾液などを採取して送るだけで、生活習慣病や肥満タイプなどの、何百種類の情報を知ることができます。

ビジョン設定は3~5年で実現できそうな内容を入れ込む。
ぜひ、作成の参考にしていただければと存じます。

弊社ではビジョン作成のお手伝いや、ビジョンを撮影して映像に残すことを支援しております。
詳しくはお気軽にお問合せください。
ビジョン動画2万円(税別)から承っております。

株式会社comodo
石垣敦章(イシガキ ノブタカ)
080-3574-4261


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