中小零細企業のよくある考え方における失敗

中小零細企業のよくある考え方における失敗

中小零細企業は、今後会社を経営していくなかで自社の軸を持っていなければいけません。

しかし、実際は軸が定まっていないケースが多く、事業に失敗してしまうケースもあります。

そこで今回は、中小企業でよくある「考え方」における失敗について解説します。

失敗例を参考に、自社の方針を見直してみてください。

目次

中小零細企業が失敗する2つの大きな要因

中小零細企業が失敗する2つの大きな要因

中小零細企業が失敗をしやすい理由は「社員数」にあります。

社員数の多い企業は大きく舵を切ることが難しく、慎重に進めていかなければいけませんが、中小零細企業の場合は社員数が少ないことから、平然と大きな舵をきってしまうのです。

以下では、中小零細企業の経営者や独立したての社長のよくある失敗要因について解説します。

社員数が少ないために自由に動いてしまう

中小零細企業は、社員数が少ないため、比較的自由に動けます。

たとえば、社員数が2~3名の場合であれば、社長が「明日からこれをやることにした」と伝えても、ついてきてくれるでしょう。

社長の言葉についてきてくれること自体は良いことですが、社長の言動にすべてYESですぐに進んでしまう社風は好ましいとは言えません。

場合によっては事業内容の軸が見えなくなってしまいます。

個人事業主のような感覚で経営してしまう

個人事業主から法人化したばかりの方は、法人化したからには感覚を改める必要があります。

個人事業主の場合であれば、自分の好きなように動けたでしょう。

しかし、法人化して、とくにこれから社員も雇っていこうと考えているのであれば、個人で動く感覚ではいけません。

個人と同等の動き方では、会社という組織は運営できないと考えてください。

中小零細企業で多い失敗してしまう考え方と行動

中小零細企業で多い失敗してしまう考え方と行動

中小零細企業の失敗してしまう考え方や行動について解説します。

以下に当てはまる場合は、一度自社の方針や軸を見直してください。

以下で、「なぜ注意すべきなのか」について解説します。

様々な事業に手を出してしまう

中小零細企業は、幅広い事業に手を出してしまう傾向があります。

事業を拡大していくこと自体に問題はありません。

しかし、事業をあれもこれもと拡大しすぎると企業の軸を見失ってしまう可能性があるので注意が必要です。

目先の利益を追求

中小零細企業は、目先の利益を追求してしまう傾向があります。

もちろん、利益を増やそうと努力するのは悪いことではありません。

しかし、目先の利益ばかりを追求してしまうと、本当に目指したい目標に辿り着けなくなる可能性があります。

忙殺されて目標を失う

中小零細企業である程度勢いがある場合は、常に仕事がある状態になるかもしれません。

しかし、忙殺されて目標を失ってはいけません。

目標を見失ってしまうと、今目の前にある仕事をこなすだけになってしまい、自社の成長はできません。

どれだけ忙しくても、常にどこを目指すべきかを念頭に入れながら進めていきましょう。

見せ方ばかりを意識してしまう

中小零細企業や一人社長でよくあるのが、ブランディングを先に行ってしまうケースです。

昨今では個人によるブランディングも浸透してきており、ブランディングの重要性が認知されてきています。

しかし、外に向けたブランディングを行うには、自社の軸を決めなければいけません。

自社の軸がないままブランディングをしようとしても、ただのハリボテになってしまいます。

中小零細企業こそビジョンから決めるべき

中小零細企業こそビジョンから決めるべき

今回解説したような失敗を防ぐためには、自社のビジョンを明確にすべきです。

自社のビジョンが定まっていれば目標や軸からブレることはありません。

また、ビジョンを決める際には、今後のことも考えて社員にも伝わる内容を考えましょう。

弊社では、ビジョンをブラッシュアップする「ビジョン・ブラッシュアップ」を行っております。

自社の軸を改めて定める際にも、ぜひご活用ください。

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株式会社comodo
石垣敦章(イシガキ ノブタカ)
080-3574-4261

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