フィードバックは上手くいっている点だけでなく、変更や改善が必要な部分について、メンバーに伝えることが重要です。ただ、フィードバックはするのもされるのも気を使うものです。身近に働く人へのフィードバックであればなおさらです。そのため、社内でフィードバックをするのがあたりまえという社風をつくりあげることが大切です。その社風をつくるには、日常からフィードバックをする回数を増やすことが大切です。皆がフィードバックをするのがあたりまえという社風をつくるために、回数を増やすことを意識してみてください。フィードバックをする際に活用できるフレームワークにSBIがあります。
目次
SBIとは
S Situation(状況)
B Behaivior(行動)
I Impact(影響)
Situation(状況)
大ざっばなフィードバックでは理解してもらうのは困難です。できるだけ状況に合わせ、具体的に範囲を絞ってフィードバックしましょう。
Behavior(行動)
問題や、障壁になっている具体的な行動に焦点をあてる。また、性格や人格を指摘するのではなく、動画を指摘することを意識しましょう。
Impact(影響)
その特定の行動がチーム全体に及ぼした影響をについて説明しましょう。
SBI事例
Sー月曜日に依頼した営業所レポートですが、
Bー期日は金曜日でしたよね。
Iー期日を3日過ぎているため、全体のレポート作成に取り掛かる時間が減り、残業が発生してしまいました。
フィードバックは気まずく、避けてしまいがちですが、何度もするうちに自然にできるようになってきます。ぜひ練習し前向きに取り組んでみてください。