ゲーミフィケーション

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ゲーミフィケーションとは

ゲーミフィケーションとはゲームの要素を応用することで、マーケティングや教育など様々なシーンで活用されています。
人々がゲームを楽しむときの心理を理解することで、モチベーションとロイヤリティを高めることが可能です。

イギリスのゲーム研究者リチャード・バートルが提唱した「バートルテスト」
人は以下の4つのゲーマーに分かれると説きました。

4つのゲーマータイプ

【Achiever(達成者)】
「達成」することに満足感を覚えるタイプで、クエストをしたり、称号を集めたりすることに喜びを感じるタイプ

【Explorer(探検家)】
「探検」することに満足感を覚える対応。新しい知識を得たり、未知の領域に足を踏み入れたりと冒険的な体験を好む。

【Socializer(社交家)】
他のプレイヤーと関りを持つことに喜びを感じるタイプ。チャットや掲示板でのやり取りに満足感を覚える。

【Killer(殺人者)】
自分が優位であることを楽しむタイプ。ランキングなどで他人より強いことが可視化されると満足感を覚える。

ゲーミフィケーションを機能させる要素

アメリカのゲームデザイナー、ジェイン・マクゴニガルは以下4つの要素がゲーミフィケーションを機能させるために重要であると提言しています。
【ソーシャル構造】
人々がともに時間を過ごし、信頼しあうため
【楽観性】
意欲を維持し、達成したいと感じさせるため
【ストーリー性】
壮大な物語に参加することで高い意欲を持つ
【生産性の体験】
熱中し、自ら進んで取り組むようになるため

研修でゲーミフィケーションを盛り上げるために

・報酬を用意する
ゲームの勝者に対して景品を用意すると盛り上がります。
・現在のスコアを見える化する
小学校の運動会でも紅組と白組で時折スコアの集計結果を見せると、盛り上がるのと同じ考え方です。
・ペアゲーム
2人組になり、互いを1分ずつ褒めあう。
・チーム対抗戦
「SNSで成果を出すには」などのお題をだし、チームで制限時間内により多くの手法をだせたチームの勝ちとする。
・何より楽しいこと
ゲーミフィケーションはとにかく楽しむことが大事です。
通常の研修とは違い、普段の会議ではできない要素を入れ込み、
皆が交流し、熱中できる内容にすることで、連帯感を醸成できます。

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