研修を実施して、業績を上げ、組織文化を向上させている会社は多くあります。一方で成果につながっているかわからないという声も聞きます。
どのような会社が研修を実施して成果に結びつけているのでしょうか。この話は研修ご担当者様からよく尋ねられる話しなので、参考になる指標をご紹介させていただきます。
職場が肯定的学習環境かどうか見きわめるための30の指標
これはPlanSoft社のMike Kunkleが作成した15の指標にTobinが15項目付け足したものです。
- アイデアに対して公式、非公式な反応がある。
- 提言が歓迎される。
- 失敗が教育とみなされる。
- 会社が業務関連の購読費・参加費等を払う。
- 検閲・派閥などがない。
- 社員が経営部のアイデアに反対できる。
- フォーカス・グループのような集まりが奨励される。
- ブレインストーミングが一般的である。
- OJTが使われている。
- 適切な場面で研修が奨励される。
- 上司も部下が学習している内容を学習する。
- コーチングが一般的である。
- 学習はイベントではなくプロセスである。
- 360度の調査(上司、部下、同僚を含むすべての関係者からの聴取)が行われる。
- 能力の評価が恐れられず、社員の学習や成長に関連づけられている。
- 部局をこえたチームワークが一般的である。
- タスクフォースがさまざまな地位・場所・部局の社員からなる。
- すべての社員が会社の概要をプレゼンテーションできる。
- 社員が仕事を拡大し、顧客や取引業者の業務について学ぶことが奨励される。
- キャリアパスが部局、事業単位、地理の枠を超えて開かれている。
- 社員がお互いに話し合い、問題を解決することが奨励されている。
- すべての部局、レベルで会社が学習ガイドを発行している。
- 会社が図書館やインターネット整備を備えている。
- jobshadowing(上司の影となり終日同行・観察すること)が奨励される。
- 飲食持ち込み可のセミナーが定期的に開催される。
- 重役が社員と話すために時間を割いている。
- すべての職位レベルでメンターのプログタムがある。
- 自分の専門に関して社外で活動することが奨励され報酬が出される。
- 社員が常によりよい実践を求めている。
- 社員がミーティングを楽しみにしている。