超短期ビジョン　成功体験を初挑戦でつくる（導入事例）

2023年6月25日

ビジョンは通常3年～10年ほどの長期ビジョンを設定することが多いです。ですが、今回の事例は超短期ビジョン。その期間はなんと3か月。短い期間ではありますが、新しいことにチャレンジするときは短く一気にやり抜くことが功を奏します。株式会社トータルフローは一時的にこのビジョンで動き出すことを選びました。

当時、緊急事態宣言は解除されたとはいえ、コロナ禍真っただ中。
マグロの解体ショー世界一の同社であっても、その影響は避けられません。今まで行っていた企業のイベント見送りが相次いだからです。コロナの影響を大きく受ける厳しいビジネス環境。そして、同じように苦しんでいるのは我々だけではないはず。このままだと、日本の文化が衰退してしまう。

そこで思いついたのが、ビジネス特化型SNSのリンクトインでイベントを行い、同じくコロナ禍の影響を受ける日本の別産業と手を組み「日本文化応援」のスローガンを掲げ集客すること。ここで大勢の人が集まれば、その宣伝効果もあり、改めて日本の文化である、マグロの解体ショーの良さが届けられる。そのように考え動き出しました。

超短期ビジョンはこうなりました。
「日本文化の楽しさをリンクトインで復活させる」
このかけ声の元、多くの賛同者が集まり、結果130名の方が参加するイベントとなりました。今回はビジョンコーチングのご依頼に、リンクトインの運用も合わせて当社でご支援させて頂きました。当日の様子は参加者130名だけでなく、皆さんのリンクトイン投稿で、本当に多くの方にその活動が知れ渡りました。

難しかったのは下記の3点。
・リンクトインという慣れないSNS運用が必要だったこと。
・SNS協業という、知らない方同士のプロジェクトであったこと。
・いつもの企業1社ではなく、不特定多数のお客様との対応が必要になること。

困難が多い時は、考え方や行動を一気に変えなければいけないときもありますよね。
そのような時は超短期ビジョンを掲げ、強いリーダーシップで成功までやりぬくことも大切になります。鈴木社長のやりぬく思いと、意思の強さを感じさせる素晴らしい3か月間となりました。